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2018TBC第4戦 [ヨットレース]

さてはて。。。

昨日は2018年TBCレース第4戦。とても楽しかった。

それは。。。A2さん、Oさん、Kさん、Tさんの4人のnew comerが参加!それに加えて、K君とAさんも来てくれました!もうこの4人はやる気満々!Tさんもすごく動くし、Tさんのぞいてディンギー乗りだからすぐ上達するだろう。すごく感心いたしました。

レース当日になるまではLineでいろいろ話し合う。チームのポロシャツを作る話から、おそろいのシューズを買うことまで。一週間の間に結構やり取りしました。

しかぁ~し。。。金曜日になると、台風5号が発生。日本列島にめがけてくるとか。そのため、金曜日の夜にはもう湘南エリアのレースが軒並みに中止に。

「う~ん。。。S会長の判断はどうなるかな。。。」

その中で、Team NaoNaoのFさんはFBで「なくなっちゃうかもよ~」「ガスト20ノットだよ~」っと言うし。

ECMWFからGFS、あらゆる予報をクロス・チェック。レースできるかぎりぎりのところだった。

土曜日、中止になるかS会長のメールを待つ。。。マリーナに行く途中、車の中で、エントリーするのを忘れていたことに気付く。「あ、やべ。。。」マリーナについて、PCを広げて、即座にエントリーをする。S会長に期日を遅れたことに平謝り。。。ま、S会長は優しいので、問題なくエントリーできました。

また、K君の行動が面白い。。。先週のレースの復習のためにSailVisionをチェックしたいだの、予報のチェックに潮の流れはっと聞くだの。。。まぁ~、こいつもめちゃはまったなぁっと思った。ありがたいことです。

そして、当日。8時半に集合なので、8時前の到着を目指していく。外環道がつながったので、家からマリーナまで30分!しかし、片道800円強なので、ちょっと高い。下の道で行くことも考えよう。。。この日は7時20分に家を出て、7時50分にマリーナに到着。やっぱり速いねぇ。しかし、グーグルマップはアップデートされていない。Navitimeはアップデートされていた。車のナビは論外。。。あ、ヤフーマップはまだチェックしていないな。。。。

とりあえず、船に行って状況をチェック。マリーナに掲示されている予報では平均で20ノットだった。「う~ん、どうなるかな」

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下架作業に入るRabbit's Tail


そして、エントリーの手続きをして、S会長と話す。

「今日はやりますか?」
「どうなるかな。とりあえず1レースやろうか。雨降る前に」
「え?雨の中でもやろうよ。」
「いや~、みんな老人だし。。。」
「ヨットマンの精神は?(^^;;」っと軽く冗談をかましておく。。。

K君、到着。新人にいっぺんに全部は説明できないので、艤装のところは追々やることに。先にK君と始めておく。

「はい、ポール。これフォア・ガイ。これどこにつけるかな。。。」

K君のもやい結びをチェック。話を聞くと、Youtubeで勉強したとか。めちゃはまっているよ。。。

そのうち、Aさんとnew comer全員到着。簡単に挨拶して、それで艤装を始める。7人もいたから、すぐに終わってしまった。いろいろ説明していた最中、後ろから視線を感じた。。。Team NaoNaoさんの皆さんがこっちを見ている。「なんでこんなにいるの?」って顔をしていた。手を挙げて、挨拶しておいた。「おらのところも人増えたでぇ~」っと。

9時10分ごろには終わったのだが、クレーンのラッシュ。下架できたのが、9時半。スタートまで、1時間。どれくらい練習できるかな。。。

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Aさん、バウに立つ。。。


そしてポジション。ディンギー乗りなので、船の操作は分かっているはず。。。バウは必要に応じて私が前に行くとに。ただ、Team NaoNaoも4人だということで、ノースピンで挑むとのこと。心の中ではノースピンの考えも置いておいた。

AさんK君のペア、OさんKさんのペア、近いところから説明できるようにTさんにはピット、A2さんにはメイン。

「おわー、BluePeterめちゃヒールしている。」
「今日は大丈夫かな。。。」

風は14~18ノットだった。

「今日は。。。メディアム・ヘビーの出番だな。。。」メインを上げて、以前、NorthSailに注文したジブをセット。風向きが北東の風であったため、浦安沖浮灯へはダウンウィンド。Rabbit's Tailはかっとんだ。。。スピンなしで、ボートスピード9ノット以上。このスピードだと、スピンを上げて、トラブルを解消するまでにレグを完走してしまう感じ。なので、このレースはノースピンで。まだ、みんな慣れていないこともあったが。。。これでベースラインととってみるか。

時は10時を回ろうとしていたところ。もう練習もできない。ジャイブを繰り返して、ウインチに慣れてもらうことに。

スタートラインを流してみる。。。スタートを本部艇側からにする。タックを繰り返して、ウインチへの慣れを増しておく。5分前の予告信号がなる。時間をちゃんと取れなかったので、タックして戻る。4分前。本部艇を外側に向けて過ぎる。しばらく行って、時間を見計らって、遅れないところで、折り返しをする。

スタートへのアプローチが早い。。。ジブ、メインをシバー。タイミングを見計らう。カウントが始まったところで、フルパワー!はじき出されないように、後ろの方に回り込む。しかし、加速に時間がかかったので、10秒ほど遅れた。なんとなく、いつもやっているVirtual Regattaのスタートを見ていると思った。

スタートラインを切って、タック。風が強くて、特にどっちの海面の方がよいとも考えていなかった。とりあえず、できるだけのことをして完走することが頭にあった。

ここからちょっと記憶があいまい。。。お酒を飲みすぎたか。。。どのレースのいつのレグか忘れてしまったが、ノースピンなので、ダウンウインドは休憩時間。ドラマやハプニングは上マーク付近で。

第1レグ。タックをして、上マークへロングアプローチを試みた。始めはラインに乗っていたと思ったのだが、たちの悪いヘッダーを食らって、ジブのトリムことに気がとられている間にダウンに向けすぎてしまった。このため、上マークに届かない!ここでK君に怒られる。

「こら!先週と同じ間違いをするな!」
「すんませーん。。。」

やっぱ、こいつはまっているよ。。。ボソボソボソ(-0-っとは言っても先週の潮の流れの読み間違えとは違うが。。。この時はツルギスピリッツの後についていた。

タックを立て続けで二回繰り返すことになる。今回も近くにツルギスピリッツ!ラインに乗ってアプローチ。タックして上る。マークを確認、ツルギの場所を確認。初めは後ろを通るつもりだったが、タックをやる時間があった。

「もう1回タックするよ!タックするよ!」

みんなをけしかける。タックして、ツルギの前に出る。「間に合った!」マークを回って、クオーター。スピンを上げたいけど、今回はパス。みんなでツルギを観察。スピンの上げ下げの慣れていること。みんなで感心していた。

やはり、スピンを上げると速い。ツルギにぬかれる。

「やっぱり、スピンは速いね」
「次回は上げられるようにしようね」
「うん、がんばろう」

K君その時に宣言をする「アップウインドではツルギをぬくでぇ~」競争心剥き出し。(^^;こいつやっぱりヨットマンの精神はいっているよ。はまっているねぇ。

そしてアップウインド。ツルギは早めにタックして左側へ。我々は右側を引っ張ることに。どこまで引っ張るか。

「どう?ラインに乗っている?」
「もっと余裕を持ちましょう」
「そろそろどう?」
「まだですよ」
「まだぁ~」
「まだでーす。」
「おいおい、そろそろいけるぞ。」
「まだぁ~」
「行けるって。。。行くぞ!タックだぁ」
「え、まだよ。まだ」
「スキッパーの言うことを聞く。。。」

意見が割れたが、むりやりタック。また、ヘッダーを食らうかもしれないので、高めに向きを設定。これがうまくいった。

上マーク付近で、ツルギがポートタックで接近。こっちの方が先に行った。K君の宣言通りになった。

マークを回ったところで、Astoに突っ込みそうになる。

「あぶない!」
「上に逃げましょう!」

スピンなしだが、Astoを抜いて、ツルギが追いかけてくる。

「やっぱ、スピンは早いなぁ」
「お?NaoNaoさん、うしろ~」

ツルギには抜かれて、フィニッシュに流し込む。

「いやいやいや、皆さんお疲れ様ぁ~」
「お疲れ様でした。」
「ジブダウンしよう。K君、エンジンかけて」

一服ついて、帰ろうとする。

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浦安で初めてのレース。。。勝ち負け関係なく、とにかく楽しかった。


「あれ?L旗?」
「うん?あつまれ?」
「え?レースするの?」

不意を突かれたが、2回目のレースをやることに。5分前の信号!ジブダウンしているし、エンジンもかかったまま。

「やばいやばいやばい」

これでみんなてんてこまいになる。ジブアップ、エンジン停止。この時にアウターマーク付近。タックして折り返す。早く本部艇の方に戻って、折り返して体制を整えるつもり。。。しかし、これが間に合わない。。。

ツパマロスについていくが、レース艇みんなこっちに向かってくる!

「きゃぁ~。こわい!」

ベアして、逆送するRabbit's Tailの両サイドをレース艇が次々とすれ違っていく。こんなの初めて。。。安全を考え、折り返しもツパマロスについていくことに。これでスタートは最後。最悪なものとなった。それだけではない。この時もろにみんなのウインドウオッシュに入ってしまい、向きが定まらないし、スピードも出ない。さらにベアして、何とかスピードを確保。風の陰に入るとここまで悪くなることを経験したのは久しぶり。

今度は左海面を引っ張って、マークのラインの手前でタック。アップウインドで結構抜いた。このレースではツルギさんとからむことあったっけ?覚えているのがAZさんの後について行って、第3レグの上マークを回るときにシュートしようとしたAZが失敗、マークタッチしてしまったところを見てしまった。彼らは360をやって、ペナルティを解消。スピンが上がって、Farr31のパワーを発揮。同じニュージーランドのレース艇は先に行ってしまった。

この時気付いたのが、12、13ノットぐらいではスピンを上げたツルギさんの方が早いが、14ノットの風だと、スピンを上げなくても大体同じぐらいだった。

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またまたうかれる皆。。。


これでこの日の一連のレースはおしまい。総合では8位、7位。第2レースではNaoNaoさんが本気を出して、2位、第1レースは9位だったので、こっちの方が速かった。

この後で、上架して、後片付け。この時から雨が降ってきた。この日はBBQは中止で、横浜で行ったクラブ対抗戦優勝の祝賀会があり、我々は参加していなかったので、ピザを注文。うちの酒の「利他」をふるまって、Oさんはお手製のユーリンチー、A2さんはおにぎりを持ってきて、みんなと和気藹々の時間を過ごしました。

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そのあとは、ツルギさんのNさんといつもお世話になっているAZのKさん、クルーの皆さんと一緒にもってきた「利他」を飽かしてしまいました。

酔っぱらったついでに、新浦安の駅で、NさんとKさんとさらに中華料理屋へ。この日はめちゃ飲んでしまいました。

楽しかった。。。。ちょっと飲みすぎたけど。

楽しい一日でした。

今日はここまで。
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