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育っていくクルー [ヨットレース]

先日は第10回スバル座カップ!

Aさんからの強い依頼で参加することに。さて、クルーは?このアイデアが出たところで、当時、あまり来てくれるクルーの数がいなかったTeam Rabbit's Tail。。。いつも「とほほ。。。」っと思いながら、自分なりにできることを考えながら、レースのお手伝いから、ほかの船のお手伝いまでやっていたのですが、またまたAさんが力を発揮!A2さん、Oさん、Kさん、TさんをそろえてくれたのはAさん。感謝感謝!この海好きの四人もちょうど乗れるクルーザーを探していたということで、すぐにみんな和気藹々になり、このメンバーでチームのポロシャツを作るわ、靴もそろえるわで、みんなやる気満々!

さて、肝心のヨットのスキルは?Tさん以外はスナイプ乗りだってことで、いろいろすぐに覚えてくれました!それが今回のスバル座カップで威力発揮!

当日までみんなわくわくしていた。私は当日の天気予報を入念にチェック。1週間前の予報では青い線ばっかり。弱くはないが、そう強くない。「南東かぁ。。。初めのレグはタックなしで行けるかなぁ。。。」っといろいろ想像する。天気予報では午前は10ノットアンダーで、13時から20ノットオーバーになる予定。風向きは一緒であったが。「スピンを上げたら回収できるかなぁ。。。」いろいろ悩む。

しかし、我々はチームとして活動し始めて、まだひと月。スピンの練習も全くできていなかった。それでも、絶対にスピンを上げたかった。。。TBCのレース、TYCのレース、スピンなしで、参加したため、結果はそこそこ。。。ちょっとフラストレーションがたまっている私。。。前日にはKさんが単独で私と練習をしたいと!二人で4時間ほど東京湾を行ったり来たり。ちょっと飲み物も飲んで、わきあいあいに楽しみました!結構暑かったけど。。。Kさんはモーターボート持ち。聞いたら、お台場までに行って、食事して、帰ってくるのに100リッターとか。。。ヨットの感覚の私ではちょっと考えられなかった。。。

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下架をするRabbit's Tail... この日はどんなレースになるか。。。


レース当日はみんなが集まるので、レース前に1時間ほど練習を入れることに。ところが。。。当日7時に出港する予定であったが、ちょっと遅れて、7時15分に艤装完了。おまけにタブレットを入れ替えたので、SailVisionがうまくGPSを認識してくれなかった。(これはあとで機械のデフォルトの設定が節電モードが原因であったことが判明。。。)「うわぁ。エントリーができないぞ。。。」そのことをレース委員会に電話するが陸上本部の電話に電源が入っていない。仕方ないので、マリーナに託をお願いしておいた。それから下架したので、さらに遅れ。。。「やれやれ。。。どうなるかな。。。」時と場に合わせてやれることを頭の中で調整。。。当日は35度の予報。めちゃ暑い。水分補給には気を付けることに。艤装はミニマムの確認。前日の艤装がそのままであったので、ジブシートの干渉を確認でき、スピンの挙がることを確認。一度ジャイブして、ポートで挙げることを想定して、ギアをそのままにしておく。

時はすでに8時半を回っていた。「うわぁ~。やっぱりぎりぎりだ」すぐにレースモードに入る。みんなの気持ちもすぐに入れ替えて、レースに専念。ビデオカメラもスタート。。。ラインを往復して、レース10分前。みんなの気もレースに集中していた。予報では右海面の方が有利にみえた。みんなに聞く。

「右海面、左海面、どっちが有利にみえる?」
「右です。」
「右。」

みんな意見が一致していた。スタート後には早めにタックして、右海面に行くことに。実はTeam NaoNaoの方のディスカッションも聞いていたのだが、当時は「我々は走るので精いっぱいだ。。。右海面も左海面もあまり気にできないなぁ。。。」っと思っていたが、しっかり自分の中ではどっちにするか決めていた。

あっという間にレース5分前の予告信号。

「さぁ~、はじまるぞぅ~」
「お~!」元気のいいクルー。
「タックだ、3,2,1、はいります」

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下にNaoNaoさん


スバル座カップは初めて。。。通常より多い数の船。衝突は避けるように。。。また、見られない船が多いので、荒れるかとも予想していた。スタート2分30秒前、タックしてスタートラインに戻る。ジブとメインのトリムの指示を細かく出して、スピードを調整。みんなスタートラインに集まる集まる。下にNaoNaoさん。どうする、前に出るか、後ろに下がるか。スピードが出すぎだ。。。アップしてシバー!スピードを殺して、下がって、安全をとることに。スタート10秒前!叫ぶ声が方々で出る!NaoNaoさんの下にいたPole Pole IIの後ろについて、スピードが上がってきたので衝突を避けるのにさらに下へ。スタート!すると間もなく、ガツン!クルーのみんなの顔が青ざめた。「NaoNaoさん衝突!」「え?」下船と張り合って、接触したらしい。

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前方で。。。ガツン!


同時に左を見ると、トリマランと船2艇が抱きかかえあっていた。その間をつーっと抜けて行ったRabbit's Tail。「あ~、よかった。」UYCやTYCの連中はいつもレースをやっているからお互い何するかわかっているが、こういうレースになると、意地をはって、荒れちゃうのだよね。。。Pole Pole IIを下から抜いたところで、タックのタイミングを見計らう。タックして予定通りに右海面へ。Plan2Navを確認して、どのくらいの角度になっているか確認。スターボードロングになることは確実だが、何回かタックは必要と思った。

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左では抱き合っている船が。。。


結果的に同じレーティングのU,La,Laの後に。また、NaoNaoさんも同じく右海面にきていた。U,La,Laにはおいて行かれていたが、NaoNaoさんとは数回ミートした。そのうち、一回ではポートのRabbit's TailとスターボードのNaoNao。Aさんと二人でミートのタイミングを見守る。

「先に行ける?」
「どうでしょう。。。」
「う~ん。。。」
「微妙ですね。。。」
「どう?」
「行けそうな。。。気が。。。」

そんな会話をしているAさんと私。クルーはすでに危険を察知していた。

「やばい!タックだ!タックだ!」クルーは即座に反応!Kさんジブシートをカット!Oさんジブシート入れる!Aさんスカートを入れ込んで、A2さんメインの調整。きれいにタックを成功!NaoNaoさんとは30cmもなかったところでタック成立。クルーは迷わずに仕事をこなした。見事なものだった。さすがだ。。。。よくここまで息の合ったタックをやったものだ。NaoNaoさんはすぐにタックしてさらに外へ。

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NaoNaoさんとミート。。。ギリギリで交わしました


我々はちょっと進んだところで、タックして、我々もさらに右海面へ。すると、今度は本船とミート。

「げ、やばい。後ろから本船が来る。タックしよう」

タックして、避けたつもり。だが。。。

「あれ?左に切ってくるよ。」
「うちら右に逃げよう。」
「タック、タック」

さらに右海面へ。まもなくPlan2Navを確認。

「おわおわ、東京湾沖浮島の領域に入るよ。タックないと」

タックして、再度スターボードタックになる。すると後ろから汽笛が!

「一回?おめー、どっち行くんじゃい?」っと怒鳴る私。

すると、5回立て続けで鳴らしてくる。

「オッケー、わからんのね。。。意思表示をはっきりするワイ。タックだ、タック!」

もう一度タックするRabbit's Tail。Plan2Navを目いっぱい拡大して、東京湾沖浮島の領域に入っていないことを確認。

「早くいってくれ、早く。。。」

東京湾沖浮島の領域が直前になった時、本船はスターンを横切っていた。「タックだ!」余裕なしのところでぎりぎりのタック。

マークまであと3マイルぐらい。角度はアパレント30度でマークに。ぎりぎりだった。ボートスピード7ノット。30分以内につくぐらい。始めはちょっと無理かなと思ったが、だんだん楽になってきた。「お~、これはいけるぞ。」っと、同時に、前にいる船が減っていることに気付く。「あらまぁ~、うちらは走ることに専念していたので、全然気づきませんでしたわ。。。」この時、結構いいところを走っていることを実感。また、うしろに数艇いたが、さらに右海面奥にいる船も。「あれは。。。行き過ぎ。。。」マーク2を回るときにはアビームに近かった。着順10位ぐらいで回った。するとカタマランのMIL GRACEが左海面からマーク1に向かって走ってきた。マーク2を回って海ボタルの橋げたP6,P7へ。

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余裕でピースサインを送るA2さん。


「うーん、届かないなぁ。」十分高さがなかった。スピードダウンするよりも、タックを2回入れて橋の下を通った方がよいと判断。無理に高さを稼がなかった。するとどうだろう。みんなポートタックで橋の下をくぐっていっていた。

「え?これで行けるの?」
「えー、危険ですよ。」
「それはやめましょう。」
「いや、行けるって。みんなやっているのだもの」
「いやぁ、怖いですよ」
「危険ですよ。」

橋げたに極端に近づいて横すれすれのところを通るコースだったので、みんな気になっていた。

「大丈夫だよ。行くよ」っと強行する私。MIL GRACEより先にタックポイントに到達。タックして、橋げたの横をすれすれに。そこで釣りを楽しんでいるモーターボートに手を振る。みんなで「いえーい」手を振る。余裕があるものだ。。。

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アクアラインの橋の下を通る。。。


橋をくぐって、そのまま海ボタルの横を通る。この時点でMIL GRACEにぬかれる。それはカタマランだもの。。。

そこから、Oさんとティラーを交代。私はバウに。確実にあげることに。

「これから風が上がる。。。どうする?練習の用のスピン、レース用のスピン?どうする?」自問自答。「ここまで来て、遅いのはないだろう」っとレース用のスピンを取り出して、上げる。

「あら?みんなポートでない?」
「みんな回ってからジャイブしてあげていますよ。どうしますか?」
「そうしよう。同じように」

ここは確実にあげるようにして、時間をかけてあげた。スターボードのスピンシートが干渉していたが、風が弱かったため、簡単に解消。ジャイブして、FOXXの後につく。

まもなく、マーク3へ。っとその直前、FOXXの直後についていた我々の間にジェネカーを上げていた船が左から突っ込んできた。

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突っ込んでくるForte!


「スターボード!」
「やばい!」スピンをつぶしてジャイブ。この時は危険を回避するだけ。「プロパーコースを守れ!」っと言いたかったが、ちょっとそんな余裕はなかった。これはForteだったと思う。FOXXの後をつけてジャイブしていったので、我々もすぐにコースに戻った。

マーク3を回って、ゴールへ。ここからはジャイブもせずにずーっとポートタックで、スピンを上げたまま、ゴールラインへ直行。Oさんにティラーをやってもらって、Kさんにスピンのトリムのやり方を教えながら、ゴールへ。

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AさんとKさん


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OさんとA2さんと私。。。


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Oさん・あっと・ざ・へるむ


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Aさん・ざ・バウガール


風は14ノット。スタートしたときは7ノットだったので、かなり上がってきていた。12時44分、ゴール。数えたところで13番目。「うふっ!結構いいところ来たよ。。。うふっ!」っとみんなにこにこしていた。

スピンを回収して、エンジンかけて、「さぁ~、帰ろう。」1時半ごろ、上架。後片付けをして。。。するとTeam NaoNaoさんのTさん、Nさんが来て。。。「まいりました!」うちらはにこーってして「君たちどこ行っていたの?」って顔をしていました。シャワーを浴びて、ビールを開けて、それから、場所を夢の島に移して、懇親会へ。撮ったビデオを見ながらみんなと和気藹々に食べ物を頂く。

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皆で宴会はじめ!


そして、結果発表。。。Team Rabbit's Tailは3時間45分走って、修正タイム10163秒でクラスA3の着順3位の修正4位!入賞したものの、修正タイム17秒で、YYCのアマテラスに負けてしまった。「うーん、残念。」同グループでは7位で、ISLAY,AZ,Letitia Duex, Blue Peterには負けたものの、いじわるされたForteやGumboIIには勝ったぁ!(^^v

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表彰式で。。。


この1か月間。。。どピンクのユニフォームに人数そろったレース。目立った目立った。みんなから「速かったねぇ~。」っと祝福されながら、みんな喜んでいた。いい思い出になりました。

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どピンクのユニフォームを着た皆。ミス夢の島とポーズ。


今日はここまで。
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完走、4人で [ヨットレース]

さてはて、スバル座カップの前の週。この日はTBC第5戦。

K君、Oさん、A2さんと私の4人で、何とか。。。

っと、その前に、先週切れたメインハリヤードの話。週明けからマリンサポートのKさんと連絡を取り合って、スピンハリヤードがマストトップではないから、登るにも登れない。スカイマスターを用意すか、マストを倒すか。。。どうするにも高価な作業になる。一応、保険屋さんに電話すると。。。「ぎゃ~!」っと言われました。(^^;;

とりあえず、スカイマスターを借りることに。マリンサポートのKさん、頑張ってくれました。金曜日にはハリヤード交換が完了し、新しいハリヤードになりました。切れた原因は、おそらく、マストトップで、スプライスしたところが擦れて、力をかけた時に切れたのではないか。実際に、スプライスしたところ、シャックルをつけて折り曲げたところを糸とテープで留めていたところがなんとなく崩れていたことが数回あった。「おかしいなぁ」っと思ったことはあったが、特に考えていなかったが、これが兆候だったのかもしれない。あ~、請求書が怖い。(^^;;

ってなわけで、日曜日は元気に暴れることに!4人だけど、頑張る!っと言う意気込みで頑張った。。。つもり。

いつもの通りに8時半に集合し、艤装をする。ちょっと風が強いかなぁっと思うぐらい。10ノットちょっと超えたところと思ったのがつかぬま。ジブの選択を間違えてしまった。その結果、メインがタルタルになるは、上れないわで。。。周りの人に結構言われました。(_ _ )/ハンセイ。。。けど、考えようによってはノースピンだったので、大きなジブはあってよかったが。。。(^^;;って言い訳をする私。ま、ま、言われたことは素直に受け止めて、次回に活かせましょう(^^v

9時15分ごろ、出港。いつものレース海面へ。10ノット強の南西の風。ちょっと波も立っていたかな。しかし!入道雲がすごい!夏になったという気分。

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夏だぁ。。。2018年の夏が来ました!


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Halo in the Sky...


レースには14艇の参加。ポジションはメインにA2さん。Oさん、Kさんはジブトリマー。必要に応じて、私がバウをやることに。

第1レースのスタートは。。。かなり遅れました。ウインドシャドーに入って、思うように進まない。やっぱり、スタート遅れるとかなり不利。。。

上りのレグ。タックして、しばらくして、スピンを用意することに。Oさんとヘルムを交代。練習用のスピンを取り出してきて、ライフラインにつける。スピンハリヤードを取り付けて。。。「あら、そろそろ、マークのレイライン。。。」ヘルムのところに戻って、Oさんと交代。

タックして、再度Oさんと交代。マークを回るのはOさんに任せて、私はスピンの用意を急ぐ。Oさんはこれを楽しんでいました。船を回るところをコントロールして、いい思い出になったようです。

この時に、スピンの上げ方の手順を理解しているのは私だけ。。。ピットの役目から、マストから上げる時のトリマーまで。。。全部できるはずがないことをやろうとしてしまった。これはみんなの手本になるためとも思っていたが。。。ちょっと無理があったなぁ。

上げることにはあげられた。だが、コースが短いので、ジャイブポイントに来てしまっていた。説明もできないまま、ジャイブ。これが失敗!これにはヘルムも含めて慣れていないことをやっていたので、なにが基本形なのかがわかっていないため。。。

結果的に、スピンシートが飛んで、ポールからも外れている状態。回収できる前にもう下マーク。「無理だったな。やれやれ。。。」

アップウインドに向けて行ったが、回収に時間がかかる。K君が前の方に来てくれる。これで何とか回収。「今日はもうあげない」っと決めてしまった。

後ろを見ると。。。いない、誰もいない。。。トラブル解消まで時間がかかったので、どうしようもなかったね。

トップフィニッシュと15分ぐらいの差でゴール。とりあえず、完走はいたしました。

そして第2レース。このころにはA2さんもメインの扱いに慣れてきていた。さすがです。スタートもタイミングを合わせることができるようになり、今度のスタートは思うようにいきました!(横に滑る以外は。。。)

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迫力がある写真!これNaoNaoさんのカメラを本部艇に預けたものから。。。いただき!


この時に楽しかったのが、ダウンウインドレグでツパマロスとデッドヒート。スピンがなかった分、遅かったのであったが、波に乗ってプレーニングすることで、ツパマロスが前に出るわ、こっちが波に乗った時にこっちが前に出るわの繰り返し。最後はジェネカーを下している間に、こっちが先にマークを回る。

このレースでは先ほどよりも10分速くゴール、着順7位でした。6番目のレーティングなので、これはそれなりに良かったと思う。

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本日の成果を祝うクルー


この後はいつもの通り、BBQ。みんなで美味しくビールを頂きました。

今日はここまで。

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リタイア [ヨットレース]

本日は。。。

TYCの第5戦。。。

しかし。。。本当は。。。初島ダブルハンドヨットレースに出る予定であったのだが、なんと。。。相棒のFさんが入院!レース中は入院。あらま~。ってなわけで、棄権。

ま、チームのメンバーが練習が必要だし、日曜はTYCのレースに出るか。

急いで人を掻き集めて、4人。これでレースに挑む。しかし、この連日は強風。金曜日はマリーナは出港停止。これじゃあ、逗子まで回航は無理だったね。どっちにしろ。

土曜日は逗子で、BBQ。そこで、K夫妻とお子さんとであう。この人たちはディンギーの専門家。高校のヨット部の顧問とか。

Kさん夫妻も招待して、6人+ベイビー。強風でも大丈夫かと思えるようになった。

しかし、当日。強風だけでなく、濃霧が。。。「うーん。これは、ちょっとやばいかな。。。」

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珍しい。。。マリーナに濃霧


取りあえず、擬装することに。20ノットの強風なので、ベイビーをどうするか。。。取りあえず乗ると。。。連れて行ったのは良いのだが、やっぱり、しぶきを浴びて、中に入ることに。

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メインを上げる


18ノット、ミニマム、20ノット強。練習もやるにも、どうなるかわからなかったので、レースまで待機して、待つことに。無線でアウターが流れていることが本部艇とマークボートの間でやり取りがある。これでスタートが30分延期。

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Kさん旦那、K君・あっと・わーく!


レースクラスB,Cのスタートを見守る。そのレースクラスの船が過ぎてから、メインを上げる。この時点から目いっぱい忙しくなる。メインのシートがキンク。新人のRさんが必死に干渉を解くようにする。そこにOさんも手伝ってもらう。Kさん旦那とK君でジブを上げてもらう。今どこにいる?スタートラインは?時間は?気付いてみるとあと数分しかない。とりあえず、スタートラインに近づく。残り1分切ったところで、スタートライン付近。っと気付いてみると、レースクラスの間の間隔はショートオフショアであったため、通常の10分から15分になっていた。「あ、よかった、もう5分あった」勘違いしていたのはよかったのか悪かったのか。。。

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Rさんにメインのトリムの仕方を指導。。。


スタートは特に良いわけはなかった。強風だったので、船をコントロールすることに必死。いつもの通りに遅れてスタート。

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次の瞬間、大きくヒール!Rさん、転げる!


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あ、Rさんの足が。。。。


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意図していなかったが、方向転換するRabbit's Tail!逆ジブでめちゃヒール!


ガスト20ノット強。船が傾けば、メインを緩めて船を立て直す。スターボードでヒールが強くなったと思った瞬間、Rさんがポートサイドに転げる!運悪く、ティラーに足がかかって、Rabbit's Tailは想定外のタック!逆ジブになって、めちゃ傾く!ハイクアウトしていたみんなは即座に水につかる!Oさん流されそう!一瞬、落水者を出すかと焦った。

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態勢を整えるのに必死!


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ジブが抜ける。。。Oさんは海にさらわれなかった。。。


K君はよくわかっていた。Kさん旦那とすぐにジブをリリース。Rabbit's Tailも体制整えて、レース再開。ツルギの後追って、タック。

「ねーねーねー、ツルギみたいに上れないよ、ジブもっと入らない?」
「いやぁ~、これ以上はいりません」
「サイドステイにまで入れられない?」
「いかないです」

おかしいなぁ。。。Medium Heavyってこんなもの?っと不思議に思う。

しばらくすると、バスンっとの感覚とともにメインが下がってくる。

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バスン。。。。


「うん?だれかメインハリを触った?」っと思ったが、誰も触れる位置にいない。明らかにメインハリが切れた。即座に、メインとジブの回収を指示。本部艇にリタイアの連絡。

それで帰ることに。それからはいつもの通りの、食べることしか頭にない。

修理にクレーン車を呼ぶだの、マストを倒すだのの話になっているが、そんなことは気にせずに、BBQを楽しみました。

いろいろとおさらいしておこう。。。

今日はここまで。
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