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0.6秒! [ヨットレース]

さてはて。。。今日はビデオも不調で会ったのあまり写真がない。。。

しか~し!久々に本格的なレースをやったって感じ。今日はTBC第5戦。楽しかったぁ~。

今回集まったのは、Oさん、Aさん、Kさん、K君、それとTeam ForteのSさんと私。

本当はレースができるかできないかの天気予報であった。かなりの微風で、練習には持って来いの天気であった。。。ので!皆のバックアップ作成プランを作動!っと、言うところまで行った。

しかし!なんだろう、今日は。レース海面についたら、もう、気分はレースモード。これはやっぱりね。。。Sさんがグイグイ引っ張ってくれたこともあるからであった。K君とSさんが組んで、ジブ・スピントリマーをお願いし、船の走り具合から、K君と何をするかの打ち合わせ、スピンも上がることを確認して、本部艇へ。

風は6~8ノット、110度から120度から。レースは十分できる風であった。予定通りの10:25に予告信号。スタートラインがほぼイーブンであったので、本部艇から。いつものことであるが、良いポジションの取り合いっこになる。しかし!この時はスタート1分30秒前に数回のホルンが鳴ると同時にAPが上がる!「なんだなんだ?」すると、本部艇がアンカーを上げる作業に入る。風が振れたか?90度だった。

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スタートの準備、ラッフィングしてスピード調整。。。


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スタートで、NaoNaoさんらについて行く。。。


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AZも加わる。。。


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スタートラインに近づく。。。


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第1レース、スタート!


スタートラインの再構築されて、再度、予告信号。Team NaoNao, Team AZみんな同じようなことを考えている。スタートラインがほぼイーブンであったので、本部艇から。Team NaoNaoの後に続いて、タックをする。時間の調整のため、Rabbit's Tailをおもっきりアップダウンさせて、蛇行させる。Team NaoNaoとTeam AZはラインに早めに近づいて行ったので、我々は本部艇ぎりぎりのところを通って、スタート後2,3秒でラインを切った。「ナイススタート!」「グッドスタート!」

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Oさん、カッコイイ!


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ウーン。。。体格が。。。


レースが始まる。スターボードタックで進める。このレースはTeam NaoNao, Team AZ, Team Gumboと繰り返しクロスする。上マークへはどうアプローチするか、うまく見極める必要があった。少しだけオーバーセイル気味で、引いていく潮を考慮したつもり。

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Kさん、頑張る!


今回、スピンの取り扱いでミスがちょっと目立った。すぐに解消する問題でもあったが、これはちょっと解析をしないといけない。色々と考え、バウマンのサポートが十分行われているか確認する必要がある。レースの前にスピンを上げて、艤装を確認したつもりであったが、なぜか、トッパーがフォアガイと一緒にスピンポールに取り付けてあったり、トッパーがジブシートと干渉していたり。。。これはちょっと考えないと。

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スタートのシーン。。。いいスタートだった。。。


今回の最大の出来事はTeam Gumboとケースが起きた。時は第1レース、第2レグの終盤、下マークをポートタックでアプローチ。するとGumboIIがスターボードコール!「いやだなぁ~、マーク間際のゾーン内で、スターボード・ポートのシチュエーション。。。」しかし、考えてみると最近はゾーン内でのシチュエーションが多くなった気がする。。。「プロパーコース守れ!」っと言いたかったけど、とりあえず、避けることに。。。

第3レグはTeam NaoNao, Team AZ, Team Gumboと繰り返しクロスする。出来事は上マークで起きたことだった。これまでにクロスすたびに、Team Gumboの方が先だったり、こっちの方が先だったり。上マークではサーボードのアプローチであった我々に足して、Team Gumboはポートアプローチ。ルール18.3.スターボードコールをするが、GumboがマークをゲットするためにRabbit's Tailの目の前でタックを開始!皆唖然としている。Gumboのスターンが外側に振れる!Rabbit's Tailのバウがオーバーラップ!衝突を避けるためにアップに向ける!20cmもしないところで、衝突を回避!!Rabbit's Tailは完全に失速!ゆっくりであるが、Gumboがマークを回る。Rabbit's Tailはマークに近づく、10cmもない、潮に流される!ゆっくり、失速しないようにティラーを扱う。「あ~、ダメだぁ~!」っとの叫び声が。しかし、何とか持ちこたえて、マークに接触しないで、回る。「できた!」「やったぁ!」その後はスピンを上げて、下マークへ!これがゴールとなる。着順としてはBlue Peter, Laetitia Duex, Eagle Rayに続いて、AZの3秒後の5位。NaoNaoとGumboより先にゴールしたので、出来として、満足するレースであった。

それで、バックアップ作成プランはちょっと置いておいて、再度同じポジションで、第2レースを挑むことに。第1レースの最後の船がゴールしてから5分のしない間に予告信号が。ちょっと不意を取られた。風の向きが十分に確認できない間に、スタートの体勢に入る。第1レースと同じようにする。また、同じような形でスタートのレスリング。Team NaoNao, Team AZ, Team Gumboと絡み合う。第1レースと同じように蛇行して、ラッフィングして、スピードを調整。NaoNao、Gumboは体重があるのでいったんスピードがつくと止まらない。しかし、加速はこっちの方があった。AZと同じような体重なので、同じ行動をする。過去の保田合同帆走会のスタートでAZが後ろからきて、下からはじかれたことが2回。Rabbit's Tailを思いっきり蛇行させて、AZを抜かさせないようにする。最後はAZが上側を抜けようとする。本部艇をギリギリのところに選手を向けて、AZをブロック。AZはタックして、スタートへのアプローチをやり直し、AZをはじいてしまった。NaoNao, Gumboに続いて、スタート!っと同時にリコールのホルン!「ジェネリコか?」「X旗だ!」スタートから数秒のところだったので、「うちらでない!いけいけ!ゴーゴー!」誰にリコールがかかっていたかは確信持てなかった。スターボードタックで第1レグを進んで、タックを繰り返して、上マークを回る。また、下マークでポートアプローチ。Leatitia Duex, Gumbo, NaoNaoと下マークで絡む。すると今度はNaoNaoさんがスターボードコール!「あ~!もうFさんもいじめる~!きらい!」ギリギリのところまで避けないつもりでいた。そろそろFさんが避けるかってところで、こっちも避けた。。。プロパーコースを守ってっと言いたかったけど。Leatitia Duex, Gumbo, NaoNaoの順で、下マークを回る。そのあとにRabbit's Tailが。NaoNaoはタックして、違う方向へ。Leatitia DuexとGumboが絡んでいるところ、スピードがついたRabbit's Tailが下突破しそうになったとき、Gumboがなかなか上らない。Gumboにまた邪魔されたと思い、ぶつぶつというみんな。

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第2レース、下マークを回る。。。


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この時はAZが後ろだったのだけどなぁ。。。


すると、いつも間にか、AZが先に行っていた。第3レグを終えたときには「え~、なんでぇ~?」っと半信半疑であったが、なるべく気にせず、第4レグを終わらせる。レースの後に気づいたが、リコールかかった船は4艇、Leatitia, Gumbo, NaoNaoにEagle Ray。このうち、Leatitiaだけがスタートをやり直した。ほかはOCSとなった。それとAZは登りのコース取りが右海面であったので、我々より有利になっていたみたい。

しかし、ドラマはここでは終わらなかった。レース後はみんなでBBQを楽しむ。それと、レース後のDebriefing...翌日、結果が送られてくる。すると第2レースはAZとRabbit's Tailの修正タイムが両艇とも1580秒。その差は0.6秒。TCFがより低いRabbit's Tailが優勢となった。これがTYCであったら、ルールが0.1秒に四捨五入するので、AZの方が勝っていた。

今回の結果は第1レースが着順5位、修正4位、総合6位、第2レースでは着順4位、修正2位、総合2位であった。結構いい結果であった。

今日はここまで。
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代打MVP [ヨットレース]

う~ん、いろいろ書き方を考えてきたのだが、私のブログは、私のストーリーで、苦労話の日記みたいなところもあるので、読んでくださっている方々と共感したいところもあるし、ちょっと避けられないところがある。。。っと悩みながら書いています。

今回は。。。第11回スバルザカップ!タモリカップがなくなって、東京湾で大きなイベントがちょっと限られてきてしまった2019.今年の目玉のレースの一つとなる。(っと言っても去年もそうであったが。。。)参加することに期待と楽しみが膨らんでいた。

スクラッチシートが発表され、Rabbit's TailはグループAクラス3.今年は仲良くしているNaoNaoさんと一緒となった。すぐに、ライバルとなる船をチェックする。。。Team NaoNaoはもちろん、先週、大変お世話になったMさんのU,LA,LA、っとMelges 24のISLAY。「あと他のは。。。まぁいいや。。。」なんてちょっと生意気なことを考えていた。(^^

ゴールデンウイークの終わりに、ペラのトラブルはすごく衝撃的で、みんなが期待していたスバルザカップへの参加が危うくなってしまった。自分の楽しみだけでなく、皆の期待に応えられるよう、お金をやりくりして(今もしているけど。。。)チームの活動への影響をミニマムにして、何とか持ちこたえているって感じ。

今回、ちょっとした出来事があって、チームの原点に戻るような思いになった。っと言うのもの何のためにこんなことをやっているのでしょう。ヨットライフを楽しむためなのだが。。。いろんな楽しみ方がありますが、BBQやクルージングを楽しむだけにすると夏の乗り物になるだけで、シーマンシップの技術をアップするようなことにならない。やっぱり、スポーツとして楽しみたいので、練習をして、競技に出て、アマチュアでありながらCompetitive Sailingを楽しむチームとして運営してきた。。。つもり。現時点でのメンバーのほとんどが今年加わってくれた人々。半年ぐらい一緒に乗ってくれた人たちで、そろそろポジションを覚えてくれてきたところだった。

そんな矢先、レース直前になって、前にもあったことであるが、期待をしていたメンバー一人がお友達の船に乗ると。正直なところ、愕然としてしまった。人のプライオリティを決めるのは各自であるので、拒否はするものではないが、今までがんばってきたことが心に届いていない、今後もこの人のプライオリティは他であるため、なにも期待してはいけないとの残念な気持ちになってしまった。

しかし、私の感情はともかくとして、レースをどう乗り切る???どうチームをリードする?Competitive Sailingを楽しむチームとしては自分らがどこまでできているか常に試して、どの位で来たかというところを楽しんでいる。皆の期待に応えたい。どうメンバーをアレンジするか???代打をだれにする?その時点で、チームの内部の問題を乗り越えることで精いっぱいで、ライバルのことは考えられない。

メンバーの顔を一人一人思い浮かべて、代打にはだれが適任か?やっぱり、Uさんしかいない。彼は某航空会社のパイロット。百数十人の客を乗せた旅客機の責任を持つチームをリードする人。責任感強い人っと思っていた。この人しかいない。

さんざん考えた挙句、LINEでポジションを発表。すると「え〜、トレーニングされていな〜い、無謀です〜」っと反応が。「やっぱり。。。」レースの実行委員会に加わっている私であったが、練習するために、レース前日にUさんを特訓することに。すると、お友達の船のお手伝いに行くっと言ったメンバーをはじめ、多数のメンバーが練習に加わると。

そして、Uさんは手を付けられる資料をベースに勉強を始める。みんなできるだけのヘルプをLINEで行う。

レース前日、練習の日。なんと6人集まった。Oさん、K君、Kさん、K2君、そしてUさんと私。また、この日は微風だったので、手順の確認には持って来いの天候。また、曇りだったので、あまり暑くなかった。

船を艤装してから、まず座学。装備を確認しながら説明していく。そして、船を下架。見明川を出たところでTeam FOOも練習していた。Uさん中心に練習を展開。メイン、ジブを上げるところから、ポール、スピンを上げるところも。ジャイブの時にどうするか。スピンのテイクダウンも。みんなそれぞれ貢献して、大変有意義な練習となった。

練習は終わったが、Uさんは勉強熱心。その後もLINEでイメージトレーニングしていることがわかる。ただ、LINEでは。。。安全性についての話はいくらでもするけども、戦略については、他のチームのメンバーが加わっていたので、避けておいた。(^^ Competitive Sailingだもの。

そして、レース当日。めちゃ悪天候。雨は降りっぱなし、風ははじめは10ノット強の予報であるが、すぐに落ちていく予報。スタート後、はじめに距離を稼いだ方が勝ちになるような予報であった。

視界も悪い。雨も降っている。スタートは遅らせて、天気の回復を待つことも十分考えられることであった。しかし、マリーナにアナウンスが流れる。「本日のレースは予定通りに行われます」っと。今回集まったメンバーを連れて船の艤装を始める。雨は一日中、小雨になったり、降ったりの繰り返しだった。使わない練習用のセイル、強風用のセイルも降ろす。

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今回の参加者。。。悪天候の中、よく集まってくれました。。。今回の写真でよかったのはこれだけ。。。悪天候。。。


時は8時。参加者で記念撮影して、出港。レース海面へ。メインを上げて、ジブも上げる。そして風向きを確認。ポートタックでスピンランを行うことを確認。スピンをポートタックで上げると決める。同じく、スタートをポートタックと決める。先週の教訓を生かせて、船の走り具合を確認。スピンも上げて、艤装の確認。スピンをポートタックで下ろして、いつでもあげられるように準備しておく。

ダウンウインドをポートタックでスタートする。本部艇側からスタートラインをアプローチ。なるべく、スタートラインから離れないで、スタートを切るようにする。しかし、ダウンウインドなので、いくらラッフィングしても船が動いてしまう。時間がたつことに連れてどんどんアウターマークへ。予告信号が鳴ってから時間がかなり立っていたので、ポールだけ準備しておくように指示。しかし、この指示があまりよくなかった。アウターマークにはスターボードでアプローチする黒いセイルの大集団!目に入った時には絶句してしまった。ポートタックでそんな集団の中に入った時はどうなるか怖くなった。

「やばい、タックだぁ!逃げるぞぅ~」実際には口ではタックしか言っていなかったと思うけど、心の中ではそんな感じであった。

そこで誤算その1。ポールが邪魔になってジブが張れなくなった。ジブは干渉したままにして、早めにジャイブをして解消しようと思った。しかし、誤算その2.後ろをあまり見ていなかった。タックして反転したのはいいのだが、今度はポートタックの集団が目の前に!今度はこっちの方が権利艇なので、蹴散らしたらいいのだが、目の前を横切る船が権利艇を避けるため、下側でジャイブをする。ポートタックに早めにしたかったのだが、それができなくなった。それでポートタックで入ってくる船が多数!スターボードコールが多数!罵声も飛ぶ!「おらおら!避けたぞぉ~!」私の目の前には図体でかいANTONIA。めちゃ邪魔だったけども、これはどうしようもない。

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ANTONIAが横切る。。。


何とか早めに隙間を見つけて、ジャイブ、ポートタックにして、スピンを上げる。そこからポートタックのロングラン。前日から考えていた走り方とは違って、うまくやれば、ポートで第1マークまでジャイブなしで行ける。落とせるところは落として、トップ集団について行くように努力した。後ろにはあまり船がいない。ポートサイドに大半の船。一見そんな悪いポジションには見えなかったが、同時に後ろに船がいないことにちょっと気になった。

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Hさんスピントリム。良いね。。。


1時間強のなが~いレグだったので、そのうちあくびする人が。。。(^^ そのうち、落としていく、NaoNaoと遭遇する。ポート・クオーターで並走する形となって、声が聞こえるぐらい。Team NaoNaoは落として落としたおすつもりで、私はマークまで直線で行くつもりであった。上から落としてきているNaoNao.一緒に落として行こうっと言わんばかり。さぁ、どうする。直線の方がいいかなぁ。。。同じことやってもNaoNaoさん勝てないよなぁ~。っとまた、生意気な発想。ってなわけで、反抗期の息子のように、別のことをやる。

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NaoNaoさんらと並ぶ。。。


ちょっと遅くなったときに若干アップにむけて、NaoNao号の上側に出る。我々は直線コースをとって、離れることにした。仲良くしているチームなので、変にケースを起こしたくなかったのもあったが。。。一時はこっちの方がスピードがあるように思えた。しかし、マークが近くなるにつれて、NaoNao号の方が前に。「う~ん。。。やっぱり、彼らは強い」けど、後悔はしていない。

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反抗期の私、NaoNaoさんらとついて行かない。。。


第1マークも近づいてきて、そろそろジャイブポイントに差し掛かる。Uさんは期待通りにできるか。。。しかし、前日に今いるメンバー全員が参加していたわけではない。練習した手順が若干違うかもしれないと心配していた。。。みんなが同じ反応しないかも。。。っと。案の定、やはり、トラブル発生。誰がどれをやっているか練習ができていなかった。スピンは提灯。解消するにはそれほど時間はかからなかったが、もっと自信もってやってほしかった。それと、いつだったかはっきり覚えていないのだが、HさんとUさんの間で、ドッグハウスのウインチの取り合いっこになってしまい、一つのウインチに2本のシートが巻いてあったことがあった。(^^;;;これは単純にお互い話し合って、臨機応変に対応できるようにしよう・・・

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長ーいレースなので、冗談を一つや二つ言う。みんなの笑顔がいい


第1マークはNaoNao号、HATENA号に続いて、回る。思った以上にマークを回ってからアップに向かなかった。次の難関はアクアラインの橋。風が巻くことが予想されていた。いつのタイミングでスピンを降ろすか。レースではあったが安全なところで降ろしたい。これはおとなしく、前を走っているTeam NaoNaoの真似をすることに。橋げたがマークになると思っているので、橋の手前で降ろすと思っていた。そして、橋の手前、ジブアップをして、スピンを回収。クルーのみんなは各自の仕事を全うしてくれた。

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海ボタルを回って、NaoNaoさんらまた並ぶ。。。


橋をくぐって、風が乱れている。。。海ボタルの周りは。クローズホールドで、海ボタルの横を通る。メインがなんか変だなぁっと思っていた時に、Aさんから「メインが落ちています」っと。「さすが。。。」っと思った。予報とは違って、第1マークを回るときに18ノットの強風であったので、無理やりメインを上げるより、カニングハムでメインを伸ばした。。。つもり。誤算その3。しかし、なんとなく、ジブに風がはねて、メインにあたっているように見えた。「う~ん・・・?ジブチェンジ?」上げたのはLight Medium...Medium Heavyに変えるか?海図を見ながら、第3マークへ。メインのパワーが十分出ていないかと思い、ジブチェンジを考える。海ボタルを回るときに、内側を通ったので、NaoNao号より前に出ていた。しかし、第3マークまでに下突破をされる。「う~む・・・」また、反抗期の息子の気分が。。。第3マークをまたって、しばらくしてから、ジブチェンジを。タックして、Medium Heavyを上げて、さらにタックして、Light Mediumを降ろす。しばらく走って、やっぱり、メインの調子が気に食わない。ちゃんと上げることにする。タックをゆっくりやって、Uさんにあげてもらうことに。一回のタックでは上がりきらなかったので、2回トライ。するとAさんも私も即座に船の安定感がもっと増したと感じた。「もっと早くやっておけばよかったなぁ。。。」っと後悔。

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ジブチェンジで、Light Mediumをテイクダウン


この時点で、NaoNao号がどこを走っているかわからなくなった。ポジション的にも何位であるかもわからないので、自分たちのために走ることに。。。船を早く走らせることに専念した。この時に驚いたのが、Apparent Angleが30を下回って、25ぐらいで安定していたこと。あまり使っていない、Medium Heavyがこんな感じかと。これでVMGがグンと上がって、結構気持ちよく走れた。

しばらく走って、後ろを見る。すると、見慣れた船が。。。「うん?あれは。。。?」船名がはっきり見えなかったが、セイルにMELGESと。。。「ISLAYだ!」おっと。。。ISLAYより先を走っているの?っと自覚する。早めにフィニッシュしたくなった。皆でマークを探して、方向を定める。「先に行こう、先にフィニッシュだ」時は12時半、フィニッシュ。1,2分の間で、ISLAYがフィニッシュ。レーティングで負けたかっと思っていた。

今回の搭乗者は8名。みんなそれぞれ頑張ってくれた。Uさんは代打で仕事を全うし、HさんやFさんの動きに感動していた私。Aさんもセイルの形を見極めることもできていることがわかり、みんなの上達ぶりにすごく感心している。。。

船を上げたのが、1時すぎ、1時半ごろには後片付けも終わり、あとはシャワー、ビール!15時半のバスまで、Team NaoNaoのみんなと話す。彼らは一番と確信していた。U,LA,LAに続いて、NaoNaoなので、レーティングで勝っている。去年は棄権したこともあって今年はリベンジを果たしたことでしょう。

私はどちらかというと、完走させることを重視していたので、順位のことまで考えていなかった。U,LA,LAがどこにいて、ISLAYがどこで、とか全然頭に入っていなかった。すると、みんなが3位になったかも、3位になったかもっとうわさが流れる。自分にはDon't count your chickens before they hatch!っと言い聞かせ、表彰式で呼ばれるまでは考えないでおいた私。しかし、みんなは3位になったかもと浮かれていた。。。?かな。。。

15時半になってバスに乗って、夢の島マリーナへ。18時に表彰式だったので、それまで、ちょっと待ち時間があった。それまで、みんなでオードブルを食べて、飲んで、時間を過ごした。

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発表の時、うれしかったねぇ~


そして、表彰式。順位が逆順で呼びあげられる。問題は4位の発表。Rabbit's TailかISLAYか。ISLAYが呼ばれた時には皆の顔に笑顔が上った。これは想定外というか、考慮もしていなかったので、思いがけない出来事であった。前述したように、みんなの成長ぶりが今回の結果になっていたと思う。MVPをみんなにあげられるならそうしたいのだが、今回のMVPはUさんでしょう。練習半日で、仕事を吸収してくれたのですから。。。

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3位だったので、トロフィーとドリンク1ケース。皆で記念の写真。この日はみんな、ありがとう!


リーダーの私としてはチームの運営の課題がまだ残っている。私が目的としていることはみんながCompetitive Sailingを楽しむ場を提供し、日常とは違った経験をしてもらうこと。他のチームのサポートまで考慮して、チームの運営をしているところは聞いたことはないが、少なくとも、余裕をもって、メンバーそれぞれの特性を生かして、みんなが楽しめる場を作っていかないとならない。前述したとおりに、今年集まったメンバーが大半なのであるが、みんなそれぞれ成長してきて、今回の結果となっていると思っています。そろそろ、みんなのバックアップも考えていかないとならないかと思っています。。。そうすれば、もっとCompetitiveで、EffectiveなSailing Teamになると思う。

今日はここまで。
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555 [ヨットレース]

ちょっとフィーバーなようなタイトルですが、七夕であったので、777でもよかったかな。

えーっと、今回は日本で一番歴史のあるヨットクラブ、横浜ヨットクラブ(YYC)にお邪魔し、YYC横浜市長杯ヨットレースに参加!YYCにはいつもお世話になっているTeamきんぎょの皆さんがいて、Hさんにメールをして、どのような感じか聞くと、是非是非着てきて!っとお誘いがかかる。

っとは言っても、TYCレース第4回、第5回に続いて、強風の予報でレースがやれるやれないか。。。ってな感じ。

6日の土曜日、回航のお手伝いが欲しかったが、どうも、みんな都合がつかないみたい・・・ってなわけで、一人で回航。

お昼ごろ、マリーナに到着。雨が降ったりやんだり。メインを艤装して、さぁ、レッツゴー!見明川にでて、メインを上げるのに手こずったが、何とか上げることができた。風は8ノットぐらい。そのまま風の塔に向かってRabbit's Tailを進める。北の風であったので、行きは楽ちん。帰りは。。。っとちょっと心配になる。

風の塔を超えてから風がだんだん強くなる。12ノット、15ノット。。。横浜付近では20ノット強になり、ダクロンのメインだけで、ボートスピードが11ノット超えるぐらい。「ひぇぇ~、今はいいけど、メインをちゃんと下せるかしら。。。」っとちょっと心配。しかし、根岸湾に入って、だんだん弱くなってくる。掘割川の方へ、火力発電所の近くで、メインを下ろす。

奥に入って、YYCを探すが、初めてなもので、どこに何があるか。。。海図に場所をプロットしたつもりでも、ちょっとよくわからない。初めに目に入ったのが、横浜市民ヨットハーバー。「きんぎょ」は陸揚げしているのだけどなっと思いつつ、ここかと思い、留められるところを探して、フェンダーと舫を用意して、桟橋につける。するとスバル座カップのシャツを着た人が二人桟橋に来る。

「こんにちはぁ~!」
「ども~!明日のレースに参加するために来ました」
「え?レースは中止になりましたよ」
「はぁ?」
「そういう連絡があったと聞いていますが。。。」
「え~。。。折角来たのに。もう帰ろうかな。。。いつ連絡ありましたか?メールですか?」
「いやぁ、聞いた話なので。。。もしかして、違うレース?」
「横浜市長杯ですが、違うの?」
「え?聞いたことない。。。」
「YYCの」
「YYCですか!それは隣の隣ですわ。」
「ここはどこですか?」
「横浜市民です。YYCとは関係がないのですが。近いですけど。ここもスバル座興行が運営しています。」
「にゃるほどね。。。」

徒歩で場所を教えられる。っとするとTeam NaoNaoのTさんがいた!ワンちゃんのはなこと。いつものTさんの「わはは」が聞こえてくる。

「あれ?舫を取りに来てくれたの。ありがとう!」
「いえいえ、場所の確認も必要なので、見に来ました。」

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Tさんとビール。。。うれしかったぁ


それからはちょっとビールとおつまみと。YYCの方々が話しかけてくれて、「シャワーもあるよ」「上に行ったらビールもあるし、食事もあるよ」シャワーはともかく、食べ物を勝手に食べていいと言われても、ちょっと手が出ない。本当にそうなのかと思うような気もしていた。

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横浜ヨットクラブ。。。日本で一番歴史のあるヨットクラブ。。。


6時になって、Tさんが帰る。7時に艇長会議。Team AZのIさんも参加。17艇の内2艇が浦安から。

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搬送指示書


艇長会議は30分ぐらいで終わり~。そろそろご飯時。近くにニトリのモールがあるので、そこを見に。マクドがあって、バーミヤン、ガスト。。。「う~ん」っとおもっているところで、Google Mapで付近のレストランを検索。インド料理が建物の反対側にあった。しかも、レーティングが3.9。悪くないね、っと思い、トライ。カレーのセット、カレーをもう一つ、ナンをお替り二つ、ビールがついて、2700円ぐらい。ちょっと安くない?っと思って満腹になった。

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結構よかったインド料理


時は9時。YYCに戻る。すると、雨が本格的になってきた。「きゃ~、早く帰りたい。あ~、ゲートがロック???ずぶ濡れ~」何回かチャイムを鳴らす。「誰かいるかなぁ。。。出てきてくれぇ~」

すると、U,LA,LAのMさんが2階から降りてくる。

「どうしました?」
「すみません、Rabbit's Tailのダッチマンです。船を留めているので、入れてください。」
「どうぞどうぞ。ビールもあるので、一緒にいかが?」っと気前よく招待される。これはお付き合いなので、参加することに。

トイレから帰ってくるMさんを待って、一緒に2階に上がる。そうすると、厨房があって、Mさんがシェフのように料理をする姿も。ビールサーバーもあった。「ま!こう言うことだったのね」そこにはTeam HIROのOさん、Hさん、きんぎょの代表オーナーのYさんもいて、12時過ぎまで、皆で酒盛り。Mさんから「朝ごはんは7時ね」っと。まぁ、すごい、っと思った。

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今回のトロフィーの数々。。。


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YYCでの朝。。。


朝6時起床。7時まで片づけをして、レースの準備をする。7時ちょっと前に2階へ。Mさんが厨房で調理中。手伝いのため目にもっと早く来ればよかった。テーブルセッティングのお手伝いをして、味噌汁とご飯を。はぁ~、幸せ。

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ご馳走になってしまった、朝ごはん。。。


しばらくして、Team きんぎょのHさんが。「おはよう!なにかある?」っとご飯を要求。すごい、ここって、そんな感じなのね。。。っと思った。また、来たことについてすごく歓迎されているように思えた。

食事を済ませて、集まってくる人と天気の協議が行われる。レースができるかできないかぎりぎりのところだった。実行委員会としてはやりたい気分。とりあえず、出てレース海面で判断することになった。運用は去年の優勝者のTeam きんぎょが。Hさんが判断することになる。

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下架されるきんぎょ。。。ここは狭い。。。極端に


なので、レースが行われる予定であることをチームのメンバーに伝える。今回、集まったのはK君、Kさん、Aさん、Team NaoNaoのFさんにTさんとTeam ForteのSさんと私。YYCの2階から見ていると横浜市民ヨットハーバー付近にあるヤシの木が揺れているのが見える。YYC付近はそれほど風が強いと思えなかったが、GPV予報では黄色の矢印で一日中。20ノットぐらいの風が吹く予報であった。

メンバーとダクロンのメインにするかペンテックスのメインにするか、議論になる。ダクロンのメインはクルージング用に作ってあるので、ちょっと小さめ。だが、風の力で伸びる。ペンテックスは競技用で、大きい。そこでTさんとFさんの間で意見わかれる~。Tさんは強風だからレース用は温存していた方が来週のレースのためになる、Fさんは伸びて走らんぞ~。さて、オーナーの私はどっちを聞くか。。。リーフィングもできるから、レース用で行こうっと安易な考え。間違えその1.

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YYC出て、根岸湾に入ったときはこんな感じだったのだけどね。。。


そして、レース海面へ。20ノットなので、言うまでもないけども、ジブはNo3.視界も悪い、三角波も出る。結構タフなレース海面であった。Team きんぎょのHさんから30ノットをリミットとするとか。25ノット付近を行ったり来たり。メインを上げると体力を使うと思い、スタート30分前までは上げないようにしていた。間違えその2.待っている間、やるかやらないかで、どちらかというと、皆やらないと考えていた。

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スタート前から頭から飛沫を浴びる。。。


しかし、レースはすると。そこでメインを上げる。するとTeam Hatenaがリーフィングしていたので、同じくリーフィングすることに。間違えその3.レース用のメインでリーフィングするのは初めてなので、手こずっている間に、5分前!ちゃんと走るか確認する前に、予告が鳴ってしまった。スタートには間に合ったが。。。

コースは上下の5レグ。スタートは良かった。プラン通り。しかし、メインの調子がよくなかったので、もうちょっと走れたかもしれない。っとの評価だった。私はほとんどジブのテルテイルしか見ていないので、他の船を見る余裕がない。数艇に抜かれたとか。

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この日は濡れる濡れる。。。


上マークを回ったところで、スピンを上げる代わりに、リーフィングを解くことに。メインをフルに上げて、下マークへ。追い風と追い波でボートスピード11ノット強。1マイルのレグをあっという間に完走。下マークを回って上マークへ。風は落ちることなく、瞬時30ノットでた。「すげ~」。皆揺れる船でよく頑張ってくれたっと思います。

第4レグでは同じ浦安から参加したTeam AZが賭けをしてスピンを上げた。「おお、上がったぁ!」っと思いきや、数分もしたところでブローチ。スピンを上げなかった我々もジャイブしたときにブローチ。体勢を立て直して、下マークへ。

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体勢が崩れて、波にのまれる。。。


第5レグは頑張って、上って行ったが、メインを破いたU,LA,LAにも追い付かず。ゴールラインがどこにあるか、よくわからに間に、フィニッシュ。コースを1時間で完走。後で聞いた話だと、本来はきんぎょがラインを形成する予定であったが、アンカーを上げられなく、アンカーラインを切る羽目になったそうです。そのため、フィニッシュラインはマークボートが形成していたとか。。。

その後はパーティまで、待ち時間。。。これがちょっと長い。17時スタートなので、13時に後片付けが終わってからどうするって感じ。皆またインド料理屋へ。意図的ではなかったのだが、近くにあったマクド、ガスト、バーミヤンがいっぱい。するとインド料理屋へ。ランチはナンが食べ放題で、満腹。けど、まだ時間が余った。その間にFさんは帰宅。横浜市長杯なので、来賓の方々がいるので、時間をずらせないとか。。。

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表彰式の始まり。。。


パーティ・表彰式ではU,LA,LAのMさんが調理してくれた食べ物が盛大に出て、楽しかったぁ。けど。。。表彰式で出たリザルトは本部艇とマークボートでの記録がぬれていたとかで、誤りがあり、表彰式の後で訂正が入った。その結果、Team Rabbit's Tailは着順5位、修正5位、総合5位でした。

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555でした。


AZはレース直後に回航したらしいが、私は飲みたかったし、30ノットのヘッドウインドを帰るつもりはなかったので、翌朝4時、YYCを出港。機走で4時間半。8時半過ぎに浦安に帰港。私はその後シャワーを浴びて出勤。ちゃんと朝の会議に間に合いました。(^^v

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上架されるRabbit's Tail


今日はここまで。
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6月の活動。。。 [ヨットレース]

さてはて。。。

6月も終わりで2019年も半分終わり~(^^;;;

っと言っても、Team Rabbit's Tailは活動中。

しか~し、いつもの通り。。。記事が遅れています(^^;;;

今回はフォトエッセイを試みます。。。

6月1日、三浦~伊藤ヨットレースに出ようと思ったのであるが、お泊りレースは参加者が極端に減る~。。。

ってなわけで、なかなかエントリーができない間に伊藤サンライズマリーナに止める場所がなくなる。。。

何もやることなかったので、K君に声をかけて、気ままなクルージング。。。ちょっと保田へ。

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その次はTBCレース第4回。。。この時はTeam ForteのSさんがゲストで参加。この時は風の具合を読んで、ジブの選択に悩んだ。ミディアムヘビーを上げたが、ヒールがきつすぎる。一気にNo3を。

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TYCレース第4回。。。これは強風により、中止に。その代わりに、みんなで、船の清掃、船台の手入れ。そのあとはK君とAちゃんのお見舞い。

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そして、TYCレース第5回。。。これも強風により中止!しか~し、ヨットに乗れなくて不完全燃焼のクルーたち。中止のアナウンスが流れたところで、どうするか聞いたら、「出る~!」っと。強風の経験には良いものであった。リーフィングの練習にもなる。出して、見明川の河口を過ぎて、東京湾に入って、風は10ノット前後、しばらく走って、20ノット、30ノットと上がっていった。この時点で、リーフィングのために十分コントロールできるか見えなくなってきた。戻るためにジャイブの代わりにタックを試みるが、風にあおられて回りきならない。バックする船のをうまくコントロールして、タックを完了。帰りはボートスピードが最大14ノット。記録を更新。みんな喜んでいたが、歯ぎしりしていたクルーもいた。。。

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今日はここまで。

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