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2018年最後のレース。。。 [ヨットレース]

さてはて。。。

本日は2018レースシーズン、最後のレース。。。

TYCレース第9戦。上下4レグのレース。今回の参加者はTeam NaoNaoのFさん、Tさん、Sさんと私。

この日の予報は風が先週並みに、無風の予報。。。

実際にガストで5ノット、3~4ノットの風。鏡状態までではなかったが、微風をいかに効率よく使う勝負だった。

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下架のRabbit's Tail


みんなで風を読む。右海面か左海面か。。。クルーザークラス、レースクラスCがスタートした時は左海面の方がよく見えた。しかし、風が変わって、右海面の方がよくなった。これでスタートする位置も変わる。はじめはアウターから行くつもりであったが、今度は本部艇から。

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帆をあげる。。。


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Eagle1世とからむ。。。


本部艇の近くで待機していたつもりが、はじめはGumboにはじかれ、次にEagle1世。2回ほどタックとジャイブを繰り返した。微風のところスタート1分前でタックとジャイブを繰り返したため、スピードにあまり乗らない。するとUYC会長の隼スピリッツが下に。「入れないよ~、入れないよ~!」「あん、もう、S会長。。。いじめないで」さすがに船をぶつけることには躊躇してしまった。スタートは接戦となり、LetitiaとGumboが抱き合っているところ、隼が異常接近!とっさに避ける行動をとってしまった。本部艇のCrystal Tangoのスターンにぶつかるかと思うところまで。その時S会長から「避けたよ~!」っと。「はい、すみません。。。」

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隼スピリッツとからむ。。。


それからはスピード重視でコースをとる。風がだんだん右に振れる。スタートから20分、上マークあとレグの3分の1ぐらいのところでタックをして、マークまでの高さを詰める。しばらくするとS旗が上がる。コース短縮か?ところがどっこい、マークを回る船がスピンを上げている。「う~ん?どういうことだ?」どうやら2レグに短縮したかったみたい。

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スタート後。。。


ここでTeam NaoNaoの力を発揮。Fさんがバウ、マークを回ったら、即座にジャイブして、スピンを上げる準備が整っていた。タックして、マークのレイラインにのっけたが、レース委員長のYさんのZephyrosがスピードがついて後ろからインをとる。同時に回って、インをとって、折り返す。スピンを上げようとしたところ、前にスタートした船と混在、折り返した船と、上る船がクロス。下にも船がいて、避けるのにちょっとヒヤッとした。

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上マークを回る。。。


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多数の船がクロスする。。。


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ゴールまでスパート!


あとはアビームに近いクォーターで最後のレグを走り抜ける。前にいる隼を抜いて、Letitia、Worceresに続いて、ゴール。結果は着順3位、修正2位、総合3位でした。Letitiaとは修正タイムで6.2秒差、隼とは2.3秒差でした。

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表彰式


これで、2018のレースは終了。今年のRabbit's Tailは目立ちました。チームのユニフォームから、イベントレースのスバル座カップやタモリカップ、インショア・レガッタでいい成績を残してきました。来年が楽しみです。

2018年の残りはクルージングを楽しんでいます。

今日はここまで。

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最高の思い出。。。 [ヨットレース]

さてはて。。。

今回のお話は週末に行われた第8回インショア・レガッタの話。この記事のタイトルもいろいろ考えました。「ダークホース出没」、「え?何の話?」、「信じられん。。。」、「フィッシュ・テイル大活躍!」、「伝説が生まれる・・・」、「奇跡が起きた!」などなど。。。正直にどれを選ぶか迷ってしまった。。。

2018年のレースシーズンも終盤を迎え、残るレースは11月に行われるレースのインショア・レガッタ、TYCレース第9回の二つとなり、チームメンバーにも呼びかけをしておいた。周りからは「IRCのレーティングを取って、参加しよう」とか、UYC会長のSさんも「参加するのだよね、参加するのだよね」っと、一緒に遊ぼうコールが多かった。

しかし、チームメンバーはみんな多趣味で、紅葉のシーズンであることもあって、なかなか人が集まらない。「世の中、こう言う時代なのだよね。。。運営に回るかな。」っと思っていた矢先に、横浜のきんぎょ(Yamaha33s)のHさんと常任委員会のあとで一緒に飲んでいるときに提案が。Hさんは去年、式根島で会って、それ以来仲良くしている人で、一緒にJSAF外洋東京湾の委員会で参加している人。

「ダッチマンさん、今度のレースどうしますの?」
「インショア・レガッタの話ですか?私のところは人が集まらないので、参加の予定はないですわ」
「いやぁ~、今年は私もクルーも不完全燃焼を起こしているのだよね」
「どうされたのですか?」
「相模湾の方でも活動したのだけども、何となく、結果がいまいちっていうか。。。今度のレース乗っけてください。」
「え?あ。。。いいですよ。まだ、間に合うかな。。。」
「締め切りは来週だから、まだ時間ありますよ。3時間回航するより、乗っけていただけるのが便利。。。」
「確かに、喜んで。あ、そうだ。28日TBCのクラブレースがありますが、練習にいかがですか?」
「28日は横浜でのクラブレースがあるので、ちょっと来れないな」
「了解です。当日の調整になりますが、頑張りましょう」

常任委員会から締め切りまであと6日。急いで、物事は進めないと。すぐにレース公示や参加申込書などをダウンロード。必要な書類の作成、船検書・保険証のコピーの用意、艇長会議の日程の確認、それに参加費、BBQ費の振り込み。。。オフィシャルのことを済ませて、さて、当日どうなるかなといろいろイメージする。

「たぶん、お酒も入ることだから、私はマリーナに泊まるなぁ。。。みんなどうするかな。横浜に帰るかな。。。」

っと思っていたところで、「船に泊まるスペースありますか?」っと問い合わせが。

「おわ、みんな泊まるか。それなりの用意も必要だな。まずは晩御飯だ。何にする。。。」初めはBBQをするという話にしておいたが、もう夜も寒くなってきたので、鍋に変更。そして、みんなと酒盛りをするということで、式根島、大島で一緒に食事をしたし、できる限りのおもてなしを考えていた。そのために、実家のお酒の「利他」を5本ほど注文、マリーナに届けてもらった。

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レガッタ、数日前の予報。。。微風もいいところ。。。


とりあえず、イベントとしての段取りのはこんな感じで。あとはレースのイメージ。参加艇はASTOさんと我々がクルージングクラスであとは8艇がIRC?もっと参加艇いてほしいなぁ。。。しかし、仕方ない。今はこんな感じで。ASTOさんはJeanneau SF32、TYCのクラブレースではクラスが違う船。Elliott E-935の方が速い船であった。どんなレース展開になる。う~ん、いろいろと考える。クルージングクラスは2艇であるということで、オフィシャルの結果はともかく、自分らがIRCクラスの船とどのくらい張り合うかを試して、楽しむレースっと思っていた。で、天気予報は?微風もいいところ。土曜日も日曜日も風が吹かない、凪が起きるほど弱い?う~ん!いろいろ考える。そのことをいつも仲良くしているTeam NaoNaoのFBのグループに書き込む。すると、Fさんから反応。。。

「微風はE-935の風だから、いいじゃん。40分のレースでASTOと2分離せばいいのだから、優勝を目指して。」

しかし、私は既にIRCの人々と絡み合うことを考えていた。。。

「うーん?目指すのは。。。皆さんをぶっちぎること(^^v きゃぁ~、言っちゃった、言っちゃった!」

気持ちは高いところ目指していたので、そう思っていたが、宣言してしまったので、責任重大。浦安に船を持ってきてから、経験をいろいろ積んできて、Team きんぎょのパフォーマンスは去年のタモリカップで見ていたので、ちょっと自信はあったが、後に引けない。。。(^^;;しかし、この2分の差というのが気になった。実際にASTOとどのようなものであったか、2018年のTYC, TBC, スバル座カップで一緒に出たレースの勝敗を見ていると、今時点で、ざっと数えて、Team Rabbit's TailはTeam ASTOに7勝6敗だった。。。「う~ん、ちょっと思っていたほどの結果ではないな。」っとちょっと落ち込むがすぐに、「ま、楽しもう!」っと開き直る。

艇長会議は大井町のきゅりあんで行われて、その後はTeam NaoNaoのSさんとホルモン焼きに。そこで、いろいろと語る。

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いつもお世話になっているTeam NaoNaoのSさんとの食事


そうこうしている間に、レガッタの日。前日に買っておいた、食べ物、調理器具、着替え、寝袋を乗っけて、壊れた愛車でレッツゴー!(そう、話は変わるが、また愛車が壊れた。。。修理にいくらかかるかな。。。とほほほ)

愛車はさておき、みんなに楽しんでいただくため、ゲストを優先でポジションを考えていた。やっぱり、他の人の船、別のタイプのものを操作するのはあまりないので、皆さんに経験をしてもらいたかった。ってなわけで、Hさんにヘルムをやってもらうようにして、私と代わり番こで。すると、HさんがO1さんもご指名。そう、あのO1さん。今年の初めまで、Team Rabbit's Tailで乗っていてくれたO1さん。実はO1さんはTeam きんぎょの皆様と大学のヨット部の時からの先輩・後輩の関係。その後、J24でいろんな大会に出て、古きのヨット仲間であった。ってなわけで、3人でヘルムを代わり番こに。

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下架されるRabbit's Tailを見守るみんな


朝7時半ごろ、マリーナに到着。天気予報は微風。凪るかと思う感じ。とりあえず、冷蔵庫に肉類を入れて、必要な荷物だけ持って、マリーナハウスの中でみんなを待つ。8時ごろ、みんな到着。集まったのはHさん、バウのK1さん、ピットのK2さん、ミドルのK3さん(もう。。。Kから始まる人が多い。。。)、そしてO1さん。簡単にみんなに挨拶して、艤装にかかる。微風であるってことなので、必要ないダクロンのメイン、ジブ、予備のフェンダーを下ろして、軽量化を図る。8時半に出港したかったのがだ、なんだかんだと言って、時間がとられ、ビルジまでは手が回らなかった。ただ、めちゃあったわけではない。

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Rabbit's Tailのウエイトは2.8と2.9の間。。。私の方がダイエットした方がいい


船の数は少ないので、スタート時間は全クラス一緒。スタート時間に間に合うように、9時ちょっと前に出港。由良川にでて、再度みんなで自己紹介。時間も押していたので、マークが打たれたと思ったところで、メイン、ジブを上げて、調子を見る。艤装に満足して、今度はスピンの確認。スピンを上げて、ジャイブをして、下ろして、すべての工程ができることを確認。この時点で、はっと気が付いたのが、みんなの落ち着いた雰囲気。「確認した、満足」っという顔。この人たち、この連携、すごいっと思った。プロではないのに。。。すごい。

実は、打たれたのは上マークで、アウターではなかった。やばい、スタートに間に合うか。エンジンをぶっぱなして、即行で本部艇まで。後ろにLetitiaがついて来ていた。時間ギリギリで海上のチェックイン。初めのヘルムはHさんに。私はメイン。スタートは4~6ノットの風、かなり弱い方であった。スタートは本部艇側と決めて、微風の中、ゆっくりと船を進める。時間に合わせて、スタートラインに向ける。するとGumboが下側、AZが上側とライバル艇に挟まれる形でスタートすることになった。この時点で、AZをはじくかと思ったが、艇速の問題もあってあえてしないのかと思ったが、あとで聞いたら、わざとしなかったとか。

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第1レースのスタート、ヘルムはHさん


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Gumboとスタートを切る


この3艇が上側をスタート。タックして、Gumboから離れたいのだが、AZからダメ~っと。「あん、もう、いじわる」っと思っても、Hさんはタイミングをあわせて、AZの後ろを通るようにする。「ゆっくり回すよ~、一旦止めて、がぁ~っと落とすからね・・・」っとHさんから号令。「はい、タック!」うまくAZをかわして右海面に行く。しばらくして、もっとみんなと詰めたいと思い、もう一度タック。しかし、これが思いがけない裏目に出た。しばらく進んで、ラルに入ってしまい、艇速がめちゃダウン。しかし、Team きんぎょの底力はこれからであった。即座にみんなが右海面か左海面が有利か判断。タックして、右海面を極める方にするとみんな一致していた。私がヘルムを握っていたら風を待ってしまうと思う。この判断が的確で、即座にタック。まもなく、ボートスピードを回復して、挽回するところであった。上マークまでに、GumboとAZをおいて行って、この時点でEagle Ray、Blue PeterとLetitiaに続いての順番。上マークでスピンを上げて、下マークへ。下マークまでにForteに追いつかれる。予報通りにだんだん風がなくなってきていた。スピンを回収、下マークを回って、上マークへ。弱い風、第3レグを走行、するとコース短縮の合図が。「おっと、次で終わりだ。がんばろう」そして、上マークでゴール。着順3位。。。っと言ってもIRCクラスではないので、着順1位であるが、自分らとしては着順3位。Eagle Ray, Forte,GumboもAZもNaoNaoもぶっちぎり。宣言したことを1回は果たした。ASTOさんは早めにリタイア。レーティングの差でも勝てないと判断したみたい。

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メン・アット・ワーク


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上マーク。。。


そして第2レース。私がヘルムをやることに。時は既にお昼を超えていた。風もだんだん弱くなっていることで、今度はどんなコースになるかなっとみんなで想像していた。マークが打たれるところをみんなで見る。

「え~?」
「あれ、ちょっと近くない?」
「これじゃ、ディンギーのレースだ」
「本当にやるの?」

するとホワイトボードを掲げる本部艇。それを見に行くと、「040度0.4マイル」っと。めちゃ近いレグとなった。

いつものこと、スタートラインを確認、風向きを確認。若干であるが、アウターの方が有利に思えた。そのため、アウターの方で待機。時間に合わせて、真ん中編に行くことに。タイミングを合わせて、タック。スタートラインに並走して、タイミングを合わせて、スタート。これがうまく行って、いいポジションとなった。

私はテルテイルに集中。上マークへ。この時点ではライバルとの順番は考えていなかったが、上マークを回るときに、Blue Peterの前を走っていることをに気が付く。しかし、レースに集中しているので、後ろからついてくる船としか思っていなかった。スピンが上がる、Blue Peterはジェネカーを。下マークまでのダウンウインドの競争。内心では、Blue Peterの方が速いであろうと思っていた。しかし、進める角度が違う。どっちが速い。風がどんどん落ちていく。。。3ノットも行くか行かないか。横を走るBlue Peterを目の横で感じ取っていた。しかし、相手がどうしようと自分の船に集中。ジャイブポイントに来たときにはBlue Peterの方が上にいたが、先に進んでいるように思えた。しかし、ジャイブポイントで、スピードを落とさずにゆっくりジャイブ。Blue Peterもジャイブ。「うん?こっちの方が先か。。。」まだ、Blue Peterには抜かれていなかった。

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Blue Peterから見てのRabbit's Tail


そして、下マーク。すると、O1さんからのアドバイス。「回るときに上側を開けないように。」そしてそのアドバイスに従って、マークに詰めて回るようにしたが、ちょっとばかしタイミングが早く、ボートスピードをキープするのは最後の方でちょっと膨らんでしまった。すると、Blue Peterがわずかのスペースに入ってくる。上側を突破されるか?上側を取られたのは仕方ないが、こっちの方はボートスピードをキープでき、ゆっくり加速。この時もTeam きんぎょの落ち着いた反応にすごく驚いている私。彼らは風の反応をよく見ていた。第3レグを進む、Rabbit's TailとBlue Peter。近いし、風のないので、スピードメーターが反応しないほどの遅さ。最低1.2ノットまでしか検知ができないTackticks。それが0.0を示していた。しかし、ゆっくり進むRabbit's Tail。Blue Peterとの差があくときもあれば、近づくときもあれば。Team きんぎょの皆さんは風をちゃんと読んでていて、Rabbit's Tailの反応を見て、Blue Peterの反応を予測していた。これがすごい。最後にタックをしてゴールをするときには、Blue Peterに差をつけて、ゴール。クルーザークラスの参加艇が、IRCの船の前を走って、それをキープして、ゴールをするという、前代未聞のことをやってしまった。Blue PeterはJ-111、去年の暮れに新品のものがTeam Blue Peterが手に入れて、毎週土日欠かさず練習をしていたTeam Blue Peter。今年のレースシーズンに入った時にはすでに熟練済みであることを周りの人々は見ていた。しかも、この時は某セイルメーカーのセールスマンが乗っていたとか。そんなチームに勝ってしまったTeam Rabbit's Tail。Team フィッシュ・テイルに改名するかな。。。

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第2レース、最後のレグの第3レグ、Blue Peterから見たRabbit's Tail


レースは海面が鏡状態の中、進行。Team ASTOは早めにリタイア。最後にゴールしたのがAZでタイムリミットぎりぎりであった。時は14時半。15時にワン・ビア・パーティであったので、この日はこれでおしまい。本部艇がNA旗を上げて、この日のレースは終了。第3レースは中止となった。

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ちょっと見慣れない船が通る


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帰港したレース艇の数々。レガッタの雰囲気が出ているねぇ


帰港して、ワン・ビア・パーティ。次の日もレースの続きがあるので、片づけは簡単に。サンドイッチやソーセージ、ローストポーク、ポテトチップなどがついたオードブルとビア。。。4缶?ワン・ビアどころではなかった。ちょっと足りないと思っていたので、「利他」を持ち込む。それをもって、他のチームと交流をする。みんなのリアクションが面白かった。パーティ会場に座った時にいち早く来たのがUYC会長のSさん。

「Rabbit's Tail速かったね。」
「いやいやいや、微風で大変でしたけども、楽しかったですよ。」

他のチームのメンバーのリアクションはSpeechless。顔合わせたときに、言葉が出ない、なって言ったらいいのってな感じであった。GumboのオーナーのUさんが来て、「Blue PeterのオーナーのTさんがお呼びだよ~」っと私は腕を組まれて強引に拉致される。そのあとはいろんな人と話しました。Team NaoNaoのKさん(あ、またKだ)も参加して、レース委員長のKさん(またまたK、もう番号付けても私もわからなくなる。。。)といろいろ話す。

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Team NaoNaoの皆さんとワン・ビア


時は5時近く。各自の時間を設けて、6時半に集合することに。それまではシャワーを浴びて、晩御飯の準備。鍋は簡単な水炊きで、昆布とカツオを出しとした、だし汁に鳥、豚、鮭、白菜、シイタケ、えのき、マロニー、その他諸々入れて、煮るだけ。これをゴマダレ、ポン酢、塩だれのチョイスで食べる、シンプルな男料理。これに「利他」を足して、エンターテインメントは当日のレースのビデオをPCで流して、みんなで鍋を囲んで食べる。。。みんなレースのビデオに食いついて、ずーっとレースの様子を見る見る。

ゆっくり、ビデオを全部見る。計2時間以上のビデオを見て、みんなで和気あいあいに水炊きを終わらせて、最後のおじやは明日の朝ごはんとして解散。各自の寝床につくことに。私はマリーナのBBQのベンチで、O1さんは車の中。ほかの皆さんは私の船で。朝7時の集合で、就寝する。

朝5時ごろ、釣り人が集まり始める。寝不足ではないが、もうちょっと寝たかった感じ。。。6時半ごろ、みんなが集まり始める。前日のだし汁の残りを使って、おじやを朝ごはんにする。レガッタもよかったが、みんなでキャンプの雰囲気で、これも楽しかった。

8時過ぎ、チームメンバーのO2さんが到着。きんぎょの皆さんに紹介して、出港の準備をする。この日は金曜日の天気予報とははるかに変わって、10ノットオーバーの風が吹いていた。12ノットまで上がることがあって、ガストが13~15ノット。これから落ちる予報であるが、セイルのチョイスで悩む。スピンは0.75オンス、ジブは。。。?Medium-Heavy? Light-Medium? 私の心はMedium-Heavyと思っていたところ、HさんがMedium-Heavyの号令を発声。即座にジブチェンジ。カーリーダーも合わせておく。

第4レース。ヘルムはO1さん。O2さんにはジブトリマーを頼んでおいて、コースは340度0.8マイルと確認。スタートは本部艇側から。強風で、レーススタートは緊迫する。速度が速い。下にForte、みんな時間に合わせてスタートを挑む。

「下、下、下!」
「早い、早い、早い!」
「ベア、ベア、ベア!」

いろんな指示やヤジが飛ぶ。Rabbit's Tailはスタートラインぎりぎりのところで、はじき出されるかと思うところ、Forteも早すぎて、ベアをしていったので、我々もラインに沿って走ることができた。

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第4レースのスタート、Forteと並ぶ。。。


「3,2,1、スタート!」

ぷ~

本部船を見る。

「オールクリアだ!」

ぷ~

X旗が上り、リコール。

「俺たちか?」
「わからん」
「もどろう」
「タック?ジャイブ?」
「タック、タック!」

Gumboも戻る。これが大きなロスとなった。ポジションとしては10艇のうち最後。これからのレースと思い、気を取り直す。みんなで力を合わせて、ミスの無いレースを展開。最後まで頑張ったが、このロスは回復できず。フィニッシュした時には後ろにASTOと隼スピリッツのみ。

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第4レースのフィニッシュ。。。


ゴールを切った瞬間。。。

Hさん「俺たち出ていましたぁ~?」
レース委員長Kさんが首を横に振る。

「あ~、そうかぁ。。。」
「あれはクリアしていたのね」
「残念。。。」

フライングしたかは各艇の責任。それも自己判断で分かっていないといけない。

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第5レースのスタート


第5レース。ヘルムをHさんにお願いしたが、Hさんは私にやってほしいと。この時には風がやんできて、ジブもLight-Mediumに変更。スピンも0.5オンスへ変更。この時のスタートはアウターから。第2レースと一緒の感じ。今度はNaoNaoとAZに挟まれる感じで、スタート。今度の登りレグはスターボードロングで。このレースはほぼレーティング通りの展開となった。私のヘルムとしてはまた下マークで膨らんでしまい、今度はNaoNaoにインとを取られてしまった。これは練習しないと。。。

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上マーク。。。


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スピンが提灯。。。


このレースも大きなミスはなく、スピンのトラブルも短時間で解消。ゴールまで、レーティング通りの着順であった。これでぶっちぎり宣言達成3回目。この後はゆっくり、みんなとしゃべりながら、一服して、マリーナに帰る。

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第5レース、フィニッシュの瞬間。これでレガッタはおしまい。


マリーナでは打ち上げのパーティに参加。なんと言っても、微風とは言え、クルーザークラスがIRCクラスの方々を抑えつけてしまったことがTeam フィッシュ・テイルの一番よい思い出になったと思います。超微風から強風までいろんなシチュエーションを楽しめたレガッタとなりました。Team きんぎょの風の読み方は抜群であった。これには脱帽、すごかったです。Hさん、O1さんをはじめ、Rabbit's TailのO2さんを丁寧に教え込んでくれたK2さん、Flawless(欠点の無い)バウの仕事をこなしたK1さん、ハイクアウトしているときにカメラへのポーズまで語ってくれたK3さん、Team きんぎょの皆さんに感謝、感謝です。ありがとうございました!

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表彰台にのる。。。


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Team フィッシュ・テイル、K3さんが抜けているけど。2018年、一番の思い出。。。


今日はここまで。

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